ドストエフスキー/カラマーゾフの兄弟1〜5

やっと5冊を読了した。文章は読みやすいが、語られていることの中身は重く、「神」の存在の重さを想像できない自分にとっては難解だった。無意識に他人の殺害を教唆していたとしたら罪なのか?罪だとしたら誰に対する罪なのか?全知の神がいない場合、人が人を裁く資格があるのか、末っ子の意見をもっと聞いてみたかった。
長い話だが、後日談を知りたくなる話。

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟 5 エピローグ別巻 (5) (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟 5 エピローグ別巻 (5) (光文社古典新訳文庫)