ジャガー新譜発売

高校野球で出身県を応援する、とか、オリンピックで日本チームを応援する、という感覚がわからない。ネタに困って話題にすることはあっても、同郷だというくらいでは特に関係ないし、応援する気持ちというほどの親近感がわかないからだ。でも、好きではなくても"懐かしさ"、というものはあるものだ。と思ったのは、こちらで、ジャガーの新譜発売のニュースを見たからだ。

 ジャガーというのは一部(主に千葉)で有名なロッカーで、洋裁店経営のかたわらその利益をつぎ込んでレコード製作を続けているという方。私が中学生の頃は千葉テレビで5分枠を買い取って「ハロージャガー」という番組をやっていた。「ハロージャガーでーす。みんな元気かーい!」と始まる番組はジャガーのビジュアル、エコーかかりまくりの声と独特の間で強烈に印象に残っていた(ビジュアルは世飢末II風ですが、歌は割とポップだ)。90年代は番組も休止していたそうだが、今年は活動を再開して新譜発売、千葉テレビではハロージャガーも再開するとのこと。

このニュースを見て、全然好みではなくても、"自分が良かったなあと思う頃の思い出"というのは親近感を感じるものなんだなあと感じてしまった。