内田樹/下流志向

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)

前半の教育論の部分が面白い。教育を市場原理でとらえると最近の若者の行動は合理的である、そのキーポイントは「時間」の概念だ、というのはもっともだと思われた。また、この人は評論家で終わらず、この状況を変えようとしているように思われる。