2009年 アルバムベスト10

今年発売で気に入った10枚。
■2009年新譜
 見直してみると、全体的にノリのいいものばかり聴いていた。
相対性理論/シフォン主義

ハイファイ新書

ハイファイ新書

 コンセプトにまんまとひっかかってしまった。去年からの盛り上がりの後、Vo.がプッチンプリンの曲までやるようになるとは。ライブは独特で、楽しいんだか楽しくないんだかわからなくなる。
◆Miss Li / Dancing the Whole Way Home
Dancing the Whole Way Home

Dancing the Whole Way Home

 iPodの宣伝に使われていた。ちょっとレトロ風味だが元気一杯。
Dizzee Rascal / Tongue N Cheek
Tongue N' Cheek

Tongue N' Cheek

 前作に比べ盛り返して曲もバラエティに富んできたように思う。Tynchy Stryderとどちらを入れようか迷ったが、イギリスローカル感の残るこちらを選択。
◆ALAMAAILMAN VASARAT / Huuro Kolkko
フーロ・コルッコ~消えた冒険家

フーロ・コルッコ~消えた冒険家

フィンランドのバンド。サックス類+チェロ2+ドラム+キーボードという変則編成で、ちょっとメタルっぽい構成の曲を演奏する。Hedningarna,Garmarnaといった「ラジカル・トラッド」の流れの音。
Lady GAGA / Monster
ザ・モンスター

ザ・モンスター

 すごくいい曲とは思わないが、まあよく聴いた。
◆Clark / Totems Flare
Totems Flare(トーテムズ・フレア / 初回限定特別プライス盤)

Totems Flare(トーテムズ・フレア / 初回限定特別プライス盤)

 Aphex Twinの直系、という惹句に引かれて買った。頭がぐにゃぐにゃと歪んでいくような気持ち悪さは確かに似ている。
◆Pete Yorn & Scarlett Johansson / Break Up
Break Up

Break Up

 スカーレット・ヨハンソンのソロは稚拙さが目立ったが、こちらはPete Yornの声とうまくマッチしている。
◆Zoey Van Goey / The Cage was Unlocked All Along
Cage Was Unlocked All Along

Cage Was Unlocked All Along

 グラスゴーで結成されたギターポップバンド。電子楽器の取り入れ方は今っぽく、グラスゴーと聞いて想像するPostal Service。男女Vo.の掛け合いが好きなのでベスト10入り。
◆Audrey / the Fierece and the Longing
THE FIERCE AND THE LONGING

THE FIERCE AND THE LONGING

 Vo.の声質がBjorkに似ているというと褒めすぎか。80年代イギリスっぽい、ちょい暗めなバンド。
アーバンギャルド / 少女都市計画
少女都市計画

少女都市計画

 自称「トラウマテクノポップバンド」、音楽というよりはパフォーマンス集団。

次点は
Morrissey / Years of Refusal
Lady Sovereign / Jigsaw
Neko Case / Middle Cyclone
あたり。

■ベスト盤
◆Gothic Melting Ice Cream’s Darkness“Nightmare”/Tommy Heavenly6

Gothic Melting Ice Cream’s Darkness“Nightmare”(DVD付)

Gothic Melting Ice Cream’s Darkness“Nightmare”(DVD付)

Thee Michelle Gun Elephant / Thee Greatest Hits
THEE GREATEST HITS(初回限定盤)(DVD付)

THEE GREATEST HITS(初回限定盤)(DVD付)

■V.A.
 Dark was the Night
Dark Was the Night

Dark Was the Night

 Cat Power, Feist & Ben Gibbard, Connor O'Burst & Gillian Welchなど、好きな人はおおっと言いそうな組み合わせがたくさん入っている。Red Hot Organizationのエイズ撲滅チャリティー。

■カバーアルバム
Matthew Sweet and Susanna Hoffs / Under the Covers 2

Under the Covers 2 (Dig)

Under the Covers 2 (Dig)

2枚目も出るとは思っていなかったが、いい曲をのんびりした演奏で聴かせてくれる。