J.G.バラード/クラッシュ

クラッシュ (創元SF文庫)

クラッシュ (創元SF文庫)

これでバラードの「テクノロジー三部作」は読み終わったことになる。クラッシュは映画化されたこともありとっつきやすいかと思っていたが、一番とっつきにくい本だった。ハイ=ライズはコミカルなところもあったが、これはもっと観念的に「機械」と「人間」について描いている。