bjork@日本武道館

開演に少し遅れてしまい、着いたときにはちょうど2曲目が始まるところ。先に着いていた友人が「ビョークってやっぱ声すごいね」と話しかけてきた。
バックは金管楽器担当のグループと電子音・パーカッション担当3名、ピアノ・キーボード担当。全体の印象は前回・前々回の来日時と似ており、電子音とパーカッションが曲の雰囲気を作り出す基調となっている。1時間半程度の短いライブで、最後の曲は、「コソボに捧げます」という言葉とともに演奏された。
"hyperballad"や"Yoga"あたりの声のパワーには圧倒されっぱなし。何枚ものアルバムの曲を通して聴いても違和感のない一貫性があるのは、この人の声の存在感のためだろう、と改めて感じた。

枠の中で四角いものを動かしていた変わった楽器は、Reactableというそう。タッチパッドで演奏できる楽器は既にいくつか市販されているが、これは置かれたものの形も解析しているところが新しいらしい。