東浩紀/ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2

意外に読みやすい本だった。後半のゲーム論は実際のものを見たことがないのでわからない面もある。が、「設定」「キャラ立ち」さえしていればストーリーは二の次、というマンガや読み物が増えていると思っていただけに、作品や二次創作が量産されていく過程を「キャラクターのデータベースを共有」することと捉える議論はわかりやすい。