アーシュラ・K・ル・グィン/闇の左手

この著者の小説を読むのは初めてだ。印象は「リングワールド」に似ているが、もっと哲学的で、スペースオペラ的な要素は二の次。最後、雪と氷と戦いながら道を進むところに著者の希望を感じた。