マッチポイント

監督: ウディ・アレン
出演: ジョナサン・リース・マイヤーズスカーレット・ヨハンソン

もう終わるところまで見逃していたかと思っていたのだが、19日スタートだそうで銀座シネスイッチはかなりの混み具合だった。
スカーレット・ヨハンソンが出ているのが見たかった一番の理由。最近のウッディ・アレン監督には期待していなかったが、ここ数年でピカイチの作品だと思う。
野心家のテニスプレイヤーが資産家の娘との出会いをきっかけにのし上がっていく様を通じ、この世は勧善懲悪、因果応報では済まないことが描かれていく。「太陽がいっぱい(小説のほう)」を思いおこすエンディングでペシミスティックな世界観の映画ではあるが、私はとても気に入った。