アーシュラ・ル・グィン/夜の言葉

夜の言葉―ファンタジー・SF論 (岩波現代文庫)ゲド戦記」などで知られるル・グィンのSF論。フェミニズムに関する言説が多く、「女性SF作家」の嚆矢として苦労したのだろうな、と思わされる。現代も「女性SF作家」は多いとは言えないが、この人やティプトリー・ジュニアがいなければ続く人はさらに少なかっただろう。

しかし買ってみて気づいたがまだこの人の小説は読んだことがなかった。