ブロークン・フラワーズ

ヴェンダースと勘違いしていたらジャームッシュだった。
「19になる子どもがいる」という差出人不明の手紙を受け取った主人公が、隣人の差し金でその頃の恋人達のところを尋ね、誰の子供かを見極めようとする。
小さなエピソードが積み重なって映画は終わるが、ジャームッシュらしい終わり方だった。
少し前まではビル・マーレイといえばゴーストバスターズ、だったが、ロスト・イン・トランスレーションで印象が変わり、今作ではさらに年をとった雰囲気。その分だけ自分も年をとったのだ。