RAINER MARIA @渋谷O-Nest

ア・ベター・ヴァージョン・オブ・ミー ライナー(レイナー?)・マリアは学生の時聞いていて、自分にとってはThe Mendoza Line、Bettie Servertなどと並び"CMJらしい"音が耳に残っていたバンド。最近は「エモの先鞭」ということになっているらしい。今年になって突然DVD付ライブ盤が出て「まだ頑張ってたのか〜」と懐かしく思っていたら初来日。値段も安いしのぞいてみよう、ということで渋谷O-Nestへ。
 前座は54-71,Journal Spy Effort54-71は以前紹介を読んで興味があったが、間合いや緊張感を重んじるような演奏はRainer Mariaの前座としては雰囲気が合わないように感じた。
 9時前にRAINER MARIA登場。G,VoのKyle Fischerはやたら元気で、腕をぐるぐる回しながらギターを弾いたりぴょんぴょん飛び跳ねたり、「ありがとう」「こんにちは」と日本語で話してみたり。B,VoのCaithlin De Marraisは「日本もアジアも来るのは初めて」といいながら楽しそうに歌っていた。演奏自体はCDから想像できる範囲で、自分にとっては可もなく不可もなく、だったが、1つ驚いたのはBloodthirsty Butchersのカバー(または彼らにカバーされた?)という曲があったことだ。曲名が聞き取れなかったのが残念だが、これまでのアルバムで聞いていて、アルバムの中ではいい曲だなあと思っていた。カバーなら原曲も聞いてみたい、と思ってアマゾンでブラッドサースティーブッチャーズを検索してみたが、それっぽいものはまだ発見できていない。誰かご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか。