Cat Power @新宿Loft

 前座のWomen & Childrenの途中でLoft着。
ぎっしり人が入っていてステージがほとんど見えません。
20:00頃Cat PowerことChan Marchall登場。バックステージにはお子さんがいたようでした。
贈り物(ブレスレット?)をもらった人の名前を呼んで「これ小さすぎてはめられない。直してくれない」
などと言いつつスタート。
 日本語で「すわってーください」と言われ、前の方のお客さんは座ってましたが、最初から立っていても
ぎゅうぎゅう。座っていた人は随分窮屈だったのではないかと思います。
最後にテープを使っていた他は、ずっとソロでピアノ、ギターを交代しつつの演奏でした。
声の出方はCDとそんなに変わらない感じですが、生で聴くと微妙なかすれ具合や不安定さがはっきり聴き
取れ、やっぱりいい声だなあと再認識。
 でも、ライブの進め方はインタビュー読んでた印象通り。
子供っぽいというか、ハイパーアクティブというのか、注意の向いている先が一瞬ごとに変わってるよう
な人でした。弾きかけてやめちゃったのも割とありましたし。ギターも間違ってもむりやり誤魔化したり
しないでそのまま弾き直すので、こっちは腰を折られるのなんの。
 全体の構成なんて全然考えてないんだろうな、と思われ非常に微笑ましかったのですが、プロっぽさは
ありませんでした。
"Good Woman"、"i don't blame you"、Bonny Prince Billyのカバー、Jessie Mae Hemphillのカバー、"Satisfaction"(良かった!)が聴けたのはうれしかった。
 後半、最後の2曲はテープも使っていましたが、最後から2曲目の曲は普段のシンプルな構成とは一味
違い、非常に良かったです(アルバムに入らないのかな)。
一番最後*1は「これで終わりなの?」と脱力しましたが。
"He War"、"Crossbone Style"はやってくれなかったのが残念でした。

帰りにTower Recordsに寄ったらSonic youth新作"Sonic Nurse"を売ってたので購入。

*1:こちらによれば、最後のはsmooshの曲だったんですね(2004.6.5追記).